Brånd – Tåg & Nåcht LP (Limited Edition 500 Black Vinyl)
¥4,980
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Avant! – AV!101, Tour De Garde (2026)
Bråndはオーストリア北部の都市リンツを拠点とする一風変わったポスト・ブラックメタル・アクト。
完璧さや既成概念に縛られない表現を求めVritra(KringaやWeathered Crestのメンバーでもある)のソロ・プロジェクトとして2015年に始動したBrånd。この絶えず進化を続けるプロジェクトは粗削りなブラックメタルからローファイ・アンビエント, 激しいポストパンクからサイケデリックなダウナー・ロックに至るまで多岐にわたる音世界を冒険してきた。その間, Absolute Key, Calvary, Rosa Nebelといったエクストリーム・アンダーグラウンド・シーンの旗手たちとのスプリット作品もリリースしている。
新たなミュージシャンを迎え入れ, 新旧のアイデアを融合・発展させたBråndのデビュー・フルアルバムは過去10年間にわたって蓄積された4トラック・デモを基盤としつつ, 彼らの関心領域を網羅した豊かなアレンジを施した楽曲群へと成長を遂げた。これまでのローファイな作風から脱却し新たな地平を切り開く作品となっている。
巧みに絡み合い, 完璧なバランスを保つ数多の音楽的影響を考慮すると『Tåg & Nåcht』という作品を詳細に説明するのは至難の業だ。この「魔女の煮込み」のような混沌としたサウンドの中で造詣の深いリスナーならGang Of Fourを彷彿とさせるアングラー(角張った)なポストパンクの要素と, Fenriz(Darkthrone)によるフォークメタル・プロジェクトIsengardに通じるペイガン的な語り口が共存していることに気づくだろう。ストレートでダークなアナーコ・パンクの攻撃性はニューエイジ的な要素との対比によって中和されている。La Düsseldorfのような70年代ドイツのクラウトロックの痕跡がヘヴィメタルの鋳型に溶け込み, James ChanceやDeath In Juneを想起させる管楽器の突発的な介入が予期せぬタイミングで現れる。
ブラックメタルをルーツに持つバンドから想像されるイメージとは裏腹にそのサウンドはザラつきがありながらも驚くほど温かみがある。しかし, 今のBråndは単なる「それ」に留まらない。70年代のスペース・ロックから80年代のポストパンクやUK82, さらには90年代のブラックメタルや2000年代のブラックゲイズに至るまで, 幅広いサウンドを自在に操り, それらすべてを驚くほど一貫性のあるアルバムへと昇華させているのだ。
もしこれが「出来すぎた話」に聞こえるならご自身で再生ボタンを押して確かめてみてほしい。
Bandcamp 試聴
https://avantrecords.bandcamp.com/album/ta-g-na-cht
IG
https://www.instagram.com/tourdegardehq
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